結果から言おう。3-0である。
ティマレットを使わないほうが戦績はいいわ。ふしぎね!
デッキはオロス。リストは省く。いつもの奴を少し調整した程度だから。
一回戦:交易所氏(青黒交易所)●○○
R1:鞭着地から裁かれてた慈善獣やらを呼び出して押していくも、0/7壁が突破できない。息切れして悪魔着地でgg
R2:囲いと骨読みで主導権を握りつつ、中盤で交易所を殺戮遊戯。デッキの核を抜いたことでアドバンテージを得る手段がなくなったので勝ち。
R3:序盤から囲い、収集者とハンデスビートを敢行。こっちの手が尽きる前に相手のハンドが底をついたのでオブゼでイージーウィン。
二回戦:ラクドスさん(オロスミッドレンジ)○●○
R1:慈善獣着地から男爵で十点クロック。囲いで除去ないの確認済み。
R2:相手の冒涜の悪魔が止まらない。除去で抵抗するも後続に手が出ない。
R3:こっちが押し込む→相手鞭着地→相手押し込む→こっち鞭着地→両者手品尽きたトップゲー。相手が殺戮遊戯で男爵抜いてきてカチカチするも、収集者が単騎で削り続けて勝ち。
三回戦:ディミーアさん(黒単信心)●○○
R1:夜帳→人脈→商人と繋がれ、抵抗空しく憤死。
R2:お互いのハンドを囲いまくる展開。こっちのエレボスが着地してゲインを防ぎつつ、細かくライフを刻んでラクドスリターン。
R3:マナスクリューを尻目にリターン二発流し込んで、出てきた人脈を磨耗させて、ハンドの肉貪りを囲いで引っこ抜いてから男爵様を悠々着地。なぜ俺は人でなし呼ばわれされているんだい?
オロスの強いところが上手く発揮されたマッチばかりだね。
幸運でした。
今回、ちょっと心外だったことがあります。それは三回戦目のR3でのキープ。
少し想像しながら読んでください。
先攻は相手。
こちらのハンドは、血男爵・リターン×2・収集者×2・WB占地・沼。
俺はこれをキープして中速ハンデスビートの構え。
対する相手は初手沼からの思考囲い。収集者選択。
返しの俺のターンでBRショックランドをドロー。WB占術ランドセット。
相手2T目はBU占術に2枚目の思考囲い。ここでも収集者選択。
この次の相手のターンで相手は土地が詰まって手詰まりになった。
対戦後、対戦相手はこう話しかけてきた。
相手「土地さえ詰まってなければ分かんなかったのに」
自分「確かにそうでしたね。3T目に人脈が出ればまた変わってたと思います」
それを聞いて、俺のハンドを見ながら観戦していた観客が、
「それにしてもくりきんさん、随分甘えたキープでしたね」
と言ってきた。これには対戦相手も他の観客も同意できるようで、俺が勝ったのは相手のマナスクリューが原因であるかのように思われてしまった。
俺が腑に落ちなかったのは[甘えたキープ]という点。
この場にいた俺を除く全員が、俺の[甘えたキープ]に首を傾げたわけだが、果たしてそうだろうか。
土地1枚引く事を前提とし、3T始動のビートをする動きは確かに弱いかもしれない。しかし、今回の場合に限ってはそれは当てはまらないんじゃないだろうか。
だって、出てくる生物は罪の収集者で、相手は黒単じゃないか。
黒単の心臓である人脈も、こちらのハンドに抱えた血男爵の脅威である肉貪りも台無しにできる上、序盤のクロックとして立つこの3マナ生物を、土地1枚引けば間違いなく繰り出せる絶好のハンドであるわけだ。しかも後攻で。これって、かなり高い確率だと思う。
それが分かっていたから、思考囲いを二枚も使って潰しに来た。この相手の判断には正直「やられた!」と叫びそうになった。
やっぱり、[甘えたキープ]ではないんじゃないか?
確かにこっちの目論見は完全に潰されたし、3T目には達磨だった。これは認める。だけれども、俺はきちんと勝ち筋を見ていた。実際、リターンで相手のハンドを削りきった後、相手のハンドに転がってきた肉貪りを潰してからの血男爵という回りくどい流れになったが、初手から試合の決まり手を予想できていたじゃないか!
それとも二枚思考囲いが飛んでくることを考えたうえで、「赤土地を引かないとリターンを打てないハンドキープ」が甘えだったんだろうか。
ここまでを読んでみて、どう思いましたか。
俺のキープが[甘えたキープ]だったのかどうか、意見・感想・指摘なんかをもらえると助かります。お待ちしてます。
ティマレットを使わないほうが戦績はいいわ。ふしぎね!
デッキはオロス。リストは省く。いつもの奴を少し調整した程度だから。
一回戦:交易所氏(青黒交易所)●○○
R1:鞭着地から裁かれてた慈善獣やらを呼び出して押していくも、0/7壁が突破できない。息切れして悪魔着地でgg
R2:囲いと骨読みで主導権を握りつつ、中盤で交易所を殺戮遊戯。デッキの核を抜いたことでアドバンテージを得る手段がなくなったので勝ち。
R3:序盤から囲い、収集者とハンデスビートを敢行。こっちの手が尽きる前に相手のハンドが底をついたのでオブゼでイージーウィン。
二回戦:ラクドスさん(オロスミッドレンジ)○●○
R1:慈善獣着地から男爵で十点クロック。囲いで除去ないの確認済み。
R2:相手の冒涜の悪魔が止まらない。除去で抵抗するも後続に手が出ない。
R3:こっちが押し込む→相手鞭着地→相手押し込む→こっち鞭着地→両者手品尽きたトップゲー。相手が殺戮遊戯で男爵抜いてきてカチカチするも、収集者が単騎で削り続けて勝ち。
三回戦:ディミーアさん(黒単信心)●○○
R1:夜帳→人脈→商人と繋がれ、抵抗空しく憤死。
R2:お互いのハンドを囲いまくる展開。こっちのエレボスが着地してゲインを防ぎつつ、細かくライフを刻んでラクドスリターン。
R3:マナスクリューを尻目にリターン二発流し込んで、出てきた人脈を磨耗させて、ハンドの肉貪りを囲いで引っこ抜いてから男爵様を悠々着地。なぜ俺は人でなし呼ばわれされているんだい?
オロスの強いところが上手く発揮されたマッチばかりだね。
幸運でした。
今回、ちょっと心外だったことがあります。それは三回戦目のR3でのキープ。
少し想像しながら読んでください。
先攻は相手。
こちらのハンドは、血男爵・リターン×2・収集者×2・WB占地・沼。
俺はこれをキープして中速ハンデスビートの構え。
対する相手は初手沼からの思考囲い。収集者選択。
返しの俺のターンでBRショックランドをドロー。WB占術ランドセット。
相手2T目はBU占術に2枚目の思考囲い。ここでも収集者選択。
この次の相手のターンで相手は土地が詰まって手詰まりになった。
対戦後、対戦相手はこう話しかけてきた。
相手「土地さえ詰まってなければ分かんなかったのに」
自分「確かにそうでしたね。3T目に人脈が出ればまた変わってたと思います」
それを聞いて、俺のハンドを見ながら観戦していた観客が、
「それにしてもくりきんさん、随分甘えたキープでしたね」
と言ってきた。これには対戦相手も他の観客も同意できるようで、俺が勝ったのは相手のマナスクリューが原因であるかのように思われてしまった。
俺が腑に落ちなかったのは[甘えたキープ]という点。
この場にいた俺を除く全員が、俺の[甘えたキープ]に首を傾げたわけだが、果たしてそうだろうか。
土地1枚引く事を前提とし、3T始動のビートをする動きは確かに弱いかもしれない。しかし、今回の場合に限ってはそれは当てはまらないんじゃないだろうか。
だって、出てくる生物は罪の収集者で、相手は黒単じゃないか。
黒単の心臓である人脈も、こちらのハンドに抱えた血男爵の脅威である肉貪りも台無しにできる上、序盤のクロックとして立つこの3マナ生物を、土地1枚引けば間違いなく繰り出せる絶好のハンドであるわけだ。しかも後攻で。これって、かなり高い確率だと思う。
それが分かっていたから、思考囲いを二枚も使って潰しに来た。この相手の判断には正直「やられた!」と叫びそうになった。
やっぱり、[甘えたキープ]ではないんじゃないか?
確かにこっちの目論見は完全に潰されたし、3T目には達磨だった。これは認める。だけれども、俺はきちんと勝ち筋を見ていた。実際、リターンで相手のハンドを削りきった後、相手のハンドに転がってきた肉貪りを潰してからの血男爵という回りくどい流れになったが、初手から試合の決まり手を予想できていたじゃないか!
それとも二枚思考囲いが飛んでくることを考えたうえで、「赤土地を引かないとリターンを打てないハンドキープ」が甘えだったんだろうか。
ここまでを読んでみて、どう思いましたか。
俺のキープが[甘えたキープ]だったのかどうか、意見・感想・指摘なんかをもらえると助かります。お待ちしてます。
コメント
甘えたキープかどうかって、要は「マリガンする(べき)ハンドかどうか」ってことやんな。それほど強くないハンド・不安が残るハンドをキープすることは別に甘えじゃないし、問題は適正なキープ基準を設定できているかどうか。
相手は黒単だから、仮にこちらが5マナまで順調に土地が伸びたしても、途中で思考囲いや生命散らしのゾンビを撃たれるリスクを考える必要がある。したがってフィニッシャーである血男爵は当然落とされるものと想定すべき。
(相手は囲いでシンコレを落としてるけど、血男爵を落とすべきだと思う。甘え云々とは直接関係がないので掘り下げるつもりはないけど)
初手から血男爵が抜かれた場合、かなり残念なハンドになる。相手のハンドは攻めれるけど、除去がなく相手の盤面に触れない。(相手が順調に土地を伸ばした場合)後手のリターンは弱いから赤マナを引いて撃てるかどうかに拘らず、有効牌と言えるのはシンコレ2枚のみ。相手が除去ハンドなら有効だけど、夜帳1枚・ネズミ1枚で死にかねない。
結果的には相手の土地が詰まったことでリターンが有効牌になってたまたま勝利したけど、相手の土地事故ありきの動きで信頼性が薄い。結論を言うと、俺ならキープしない。「勝ち筋を見ていた」って話だけど、観客側の目線で言えば「血男爵をみて安易にキープした(だから甘え)」って感じじゃなかろうか。
>黒単の心臓である人脈も、(中略)台無しにできる上、序盤のクロックとして立つこの3マナ生物
訂正しとくと、シンコレじゃ人脈は抜けない
わざわざ愚痴っぽい内容に真剣に向き合ってくれてありがとう。長文感謝。
読んで納得の理屈だった。確かに血男爵を初手抜きされら、かなりまずいキープだったわ。
ゾンビも考慮に入れんといけなかったな。アレが刺さるデッキが俺のオロスぐらいしか環境にないせいか使われない傾向にあるから、「相手が思考囲いをどれだけ握ってるか」に目がいってたけど、ハンデス8枚体制まで見なきゃいけなかったか。
そう考えていくと、今回はまじで運が良かっただけって感じやな。観客が血男爵キープだって指摘してなかったから、終わった後でも戦える気がしてただけやったわ。
人脈と収集者の件に関しては、うん。きっと疲れてたんだよ…。大目に見て。
マナスクリューでいっちゃううぅぅぅぅぅぅううぅぅぅ~~~~♥
はい、ごめんなさい。